スポンサーリンク

【Ubuntu 18.04】Eclipseのインストール

Ubuntu 18.04にEclipseをインストールする手順です。
今回インストールするバージョンは、現時点の最新バージョンである2020-03です。

スポンサーリンク

前準備

本手順を行う前に、Javaをインストールしておきます。

ダウンロード

まずはEclipse本体をダウンロードします。
以下はオリジナル版(英語)です。

The Community for Open Innovation and Collaboration | The Eclipse Foundation
The Eclipse Foundation provides our global community of individuals and organizations with a mature, scalable, and business-friendly environment for open source...

以下は日本語版です。

統合開発環境 Eclipse 日本語化プロジェクト - Pleiades

私はオリジナル版を使用することが多いので、本ページでもオリジナル版を元に書いていきます。
もし日本語で使いたい場合は、日本語版をダウンロードするか、オリジナル版をダウンロード後に日本語化プラグインを導入します。(本ページでは日本語化プラグインの導入は省略します)

で、Eclipseのダウンロードですが、その前に少しだけ説明を。

Eclipseはもともと様々なプラグインを導入して使用します。
例えばPHPを使用するならPDT(PHP Development tools)、CならCDT(C/C++ Development tools)といった感じに。

ダウンロードページでは、あらかじめプラグインを導入したパッケージがいくつか用意されています。
例えば、

  1. Java開発用プラグインが導入されている「Eclipse IDE for Enterprise Java Developers」
  2. C/C++開発用プラグインが導入されている「Eclipse IDE for C/C++ Developers」
  3. PHP開発用プラグインが導入されている「Eclipse IDE for PHP Developers」

などです。

基本的に開発に適したパッケージを選ぶのですが、仮に最初に1を選んでも、後からC/C++プラグインを入れれば、JavaとC/C++両方の開発を行えるようになるので、どれをダウンロードすれば良いかはあまり悩む必要はありません。

本ページでは、1であるEclipse IDE for Enterprise Java Developersをダウンロードしたいと思います。

まずは、上記のオリジナル版ホームページへ移動し、右上のDownloadをクリックします。

するとダウンロードページが表示されますが、このページでダウンロードしてもEclipse IDE for Enterprise Java Developersパッケージではないので、さらにDownloadボタンのすぐ下にある「Download Packages」をクリックしてパッケージページへ移動します。

パッケージが並んだページが表示されるので、Eclipse IDE for Enterprise Java Developersを探しだして、Linux 64bitを選択します。

ダウンロードページが表示されるので、Downloadボタンを押してダウンロードします。
参考までに、現時点でのファイル名はeclipse-jee-2020-03-R-incubation-linux-gtk-x86_64.tar.gzでした。

ダウンロードは時間が掛かるので、気長に待ちます。

インストール

ダウンロードしたtar.gzファイルを解凍します。

端末

$ tar xvfz eclipse-jee-2020-03-R-incubation-linux-gtk-x86_64.tar.gz

すると、eclipseというディレクトリが作成されますので、これを任意のディレクトリに移動します。

私はこの手のディレクトリは一箇所に纏めたい派なので、ホーム直下にDeveloperというディレクトリを作成し、その中に入れます。
また別バージョンとの切り替えを容易に行えるようにするため、シンボリックリンクを作成してアクセスするようにします。

端末

$ cd
$ mkdir Developer
$ cd Developer
$ mv ~/Desktop/eclise ./eclipse_202003 ← デスクトップに解凍したという前提
$ ln -s eclipse_202003 Eclipse ← Eclipseという名称でシンボリックリンクを作成
$ ls -alrt ← 結果を確認
drwxr-xr-x 8 admini admini 4096 3月 13 21:50 eclipse_202003/
drwxr-xr-x 18 admini admini 4096 4月 8 14:19 ../
lrwxrwxrwx 1 admini admini 14 4月 8 15:44 Eclipse -> eclipse_202003/ ← シンボリックリンクできてる
drwxr-xr-x 4 admini admini 4096 4月 8 15:44 ./

青字はコメントなので入力は不要です。
※eclipse → Eclipseと先頭を大文字にしてるのは私の趣味です。eclipseのままでも問題ありません。

動作確認

Eclipseディレクトリに移動し、Eclipseを起動します。

$ cd ~Developer/Eclipse ← シンボリックリンクを作成したので、実際はeclipse_202003ディレクトリ
$ ./eclipse

以下の画面が表示されれば、とりあえず起動OKです。

この画面では、プロジェクトファイルなどを格納するworkspaceディレクトリを指定します。(主はEclipse¥workspaceディレクトリにすることが多いです)
このままにするか、任意のディレクトリを指定してLaunchボタンを押してください。

最終的に以下の画面が表示されればOKです。
お疲れ様でした。

コメント