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【Ubuntu 18.04】Java(OpenJDK)のインストール方法

Ubuntu 18.04にOpenJDKをインストールする方法です。

Macにインストールする方法も載せてますので、良かったら見てください。

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インストール

以下の例ではOpenJDKのバージョン11をインストールしています。
バージョン8をインストールする場合は、openjdk-11-jdk-headlessの 11 の部分を 8 に変更します。

端末

$ sudo apt-get update      ← 取得元情報リストを更新
$ sudo apt install openjdk-11-jdk-headless  ← バージョン11をインストール

インストールが完了するとjavaコマンドが使えるようになります。
インストールされたか確認します。

端末

$ java -version
openjdk version “11.0.6” 2020-01-14
OpenJDK Runtime Environment (build 11.0.6+10-post-Ubuntu-1ubuntu118.04.1)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 11.0.6+10-post-Ubuntu-1ubuntu118.04.1, mixed mode, sharing)

環境変数へ設定

Windowsでもインストール時にたまに行う、PATHを通す、という設定を行ったことがあるのではないでしょうか?
ここではそのUbuntu版と思ってください。
環境変数であるPATHとJAVA_HOMEへパスを通す設定をします。

が、これは正直おまじない程度だと思ってください。
今後、他のソフトを使う場合に必要になるかも、なので最初にやっておこう、というレベルです。

まずは、Javaのインストール先を調べます。

$ sudo update-alternatives --list java     ← list前のハイフンは2つ必要です。
/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/bin/java

上記の場合、
・Javaのホームディレクトリが「/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64」にある
・Java実行ファイルの有りかが、そのホームディレクトリのbin配下にある
ということがわかりました。
このディレクトリは環境によって異なるかもしれないので、適時読み替えてください。

この情報を、.bashrcファイルへ書き込みます。

人によっては.bash_profileに書くべきだ!と言うかもしれませんが、.bachrcで特に問題ありません。
「.bash_profile .bashrc 使い分け」などでググるといろんなことが書いてありますが、私個人の意見を言わせてもらえば、同じようなファイルを増やすべきではないと思います。
ただ、人によっては正確性を求めたりこだわりがあったりすると思うので、そう言う人は.bash_profileに記載するようにしてください。

.bashrcファイルのある場所ですが、以下のように端末で調べることができます。

端末

$ cd
$ ls -aF
./ .config/ .ssh/ Public/
../ .gnupg/ .sudo_as_admin_successful Templates/
.ICEauthority .local/ Desktop/ Videos/
.bash_history .mozc/ Documents/ examples.desktop
.bash_logout .mozilla/ Downloads/ fontconfig/
.bashrc .parallels/ Music/
.cache/ .profile Pictures/

.bashrcファイルが見つかりましたね。

次に、viエディッタやgeditエディッタなどを使用して、PATHやJAVA_HOMEを追記します。
最終行に、以下の2行を追加します。

.bashrc

export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64
export PATH=$PATH:/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/bin

追記したら、sourceコマンドを入力して .bashrcを再読み込みします。

端末

$ cd
$ source .bashrc

設定されたか確認します。

端末

$ echo $JAVA_HOME
/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64
$ echo $PATH
/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games:/usr/local/games:/snap/bin:/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/bin

.baschrcに追記した内容が出力されればOKです。
$PATHは追記した内容と異なり長文になってますが、最後尾に追記した「〜/bin」があれば問題ありません。

さいごに

Oracle Javaが有償になるということで、無償のOpenJDKへ切り替える人が増えていると思います。
かく言う私もその一人。さようならOracle Java。今までありがとう!

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